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Uターン相談室活動の近況


室長 滝下光夫(39JE)

 

takishita Uターンして職探しする方(OB,OG)は、ハローワーク、インターネット検索により容易にほしい情報が得られる便利な世の中である。求職者にとって、この地元での魅力ある再就職先探しは、さほど苦労なく見つけることはできるのではないか。

「Uターン相談室など要らなくなったのではないか・・・・」の設問をして、我々がボランテァで活動している近況をお伝えします。

 Uターン相談者(OB,OB)は、長い間静岡県を離れているので、信頼できる地元企業情報には疎くなっている。キーワード次第では、相当現実味のある企業にアプローチできる。過去の相談者から拝聴している「Uターン相談室に相談された主な動機」をまとめると次のようなことがある。

●当人が最も知りたい情報は信頼できるサポート情報である
 再就職先探しで得られたことを判断にするときに、Uターン相談室が助言者(相談役)となっていること。例えば、患者として診断結果を医師から伝えられる場面を想像したい。検査結果は数値で伝えられ、医師の目はパソコン画面に向けられている。最新の診断器が示しているデーターの説明ではあるが、加えて患者は医師のハートを感じたいのではないか。
同様に我々はOB,OGの窮状に接して寄り添いながらお役に立ちたいのである。

●OB,OGの専門的なキャリヤを受け止めることができる
 ハローワーク等でさんざん探したが、「どうしても自分のキャリヤに近い情報が得られない」と聞く。相談室内で適切な助言ができなければ、バックの静大OB,OGの人脈を頼ればいい。

●企業面談実施時の具体的なサポートが重要
 相談者は東京とか大阪などの遠隔地の会社で実務をしながら、県内企業を探しているケースがある。本人が面接希望企業を決められたら、必要により相談室が代行して面接日時、準備事項など企業様と事前に調整し決めることがある。
場合によっては、面接日はJR駅にて出迎えに行き企業まで送る。相談者は日帰りにて大切な要件を果たしたい。

●地元企業様の声の一端をご紹介
 日常活動として「企業訪問を重視しています。」地元企業のトップとお話することにより、我々が肌で感じ得た情報は申込者のご相談に役立てています。静大の先生からの紹介もあり藤枝市、静岡市の企業へも対応しています。

●人材として静大OB,OGを求められている
 常々感じていることは企業の大小を問わず、企業独自のコアー技術、ニッチ市場で生き生きと経営基盤を支えている製品などに出会える。それらは広く市場に知られているのだろうか。静大生たちはそのような特長ある地元企業の存在がどれだけ知られて就職先の選択支とされているのだろうか・・・と思う。

さらに発展させるために、経営者は次世代を託したい人材を得たいと願望されています。現実には新卒生の多くは中小企業には目を向けられない。そう感じられている。地域企業にはそのような切なる声があります。

~取り巻く環境との協働~
●売り手市場はこれからも続くか
 経済は生き物。今日の好景気は続くのでしょうか。近く2年以内には消費増税がある。東京五輪が終わってしまえばどうなるだろうか。大国の繁栄など続くかどうなど全く先など見えません。新卒者の30%弱の方は3年以内に転職されている。やっぱり「本大学にはUターン相談室がある」ことを今後とも大切にしたい。

●静大の地域向大学宣言
 石井学長が高らかに打ち出した。若者の大学進学や就職時の県外転出問題といった問題に静岡県が直面している。この解決に向けた取り組みを地域と連携し加速させるという。
 OBとして、Uターン相談室として微力ながら熱く応援して行きたい。